2021年、新年を迎えて、去る2020年を振り返ってみると、突然のコロナの拡散に始まり、いまだ
収束されないコロナ渦に今もなお 日常がおびやかされているといえます。
私が 在韓生活を送っている仁川でも、今年 中学3年になる末娘は 去年末の冬休みが始まるまで、
ほとんどの時間を学校の担任の先生の出欠確認で始めるオンライン授業を送ってきました。
もちろん、私も在宅勤務が基本となっている日常生活の中で、ほとんどの不要の外出が自粛され
ているのは、日本と同じだと思います。

そのような中で、19年の6月に仁川より始まった 仁川の「ミリム劇場」と横浜の「シネマジャック
&ベティ」との 独自の共同企画も実施した 日韓のミニシアター同士の交流事業は、9月には 日本
での全国コミュニティシネマ会議「日韓コミュニティシネマ会議」に韓国のミニシアター関係者が
参加し日韓の映画上映者の交流が実現し、大いに盛り上がりをみせましたが、20年にはコロナ渦で
日韓の行き来が、現実的には難しい状況となってしまいました。
しかし、交流は続きたいというお互いの強い意志を確認しつつ、今回の <日韓ミニシアターオン
ライン交流企画>が 開催されることになりました。
