かなり久しぶりに(多分3年ぶり?) ソウルの대학로(大学路)に 演劇を観に行ってきました~
以前は、よくマロニエ公園側にばかり通っていたのですが…
今回は、その側とは反対になるのかもしれませんが、静かな住宅街のような雰囲気の中にたたずむ
のが、こちらの 선돌극장(サンドル劇場)なのでした。
あまりにも 住宅街に馴染んでいたからか? 見つけられなくて 思わず通り過ぎてしまって
あぶなく公演時間に遅れる所でしたが …
慌てて戻って来たので、何とか公演時間には間に合って劇場に入ることが出来ました‼ 

コロナ渦でも こんなふうに演劇公演を観に行くことのが出来たことは、とても感慨深いことで… なおかつ今回は、自分が在学中のサイバー大の文化芸術経営学科の教授が特別に招待してくだ
さり、なんとチケットも無料で準備して下さってました~
今回、鑑賞させていただいた演劇「サラジダ(消える)」は、多様な出演人物を通して
現代の社会が抱える様々な日常の出来事を、時にはシャンソン? 時には懐かしの90年代
音楽をBGMにして オシャレに演出した作品でした 

同級生のような女子たちの 様々な生き方と、そんな彼女たちを見守るマダムのような存在
のイモ(母親の姉妹の叔母)。いや、本当のイモではないのでしょうが…

韓国ではこのイモという言葉は、意外と日常でよく使われます。例えば、大衆食堂などの
女給さんにも そんな風に親しみを込めて呼んだりすることも…


考えてみたら、ソウルでこんな風に演劇を観たことも、本当に ひさしぶりだったので
終わった後にも 少し余韻に下りたいという気持ちがあったりもしたのですが… しかし
仁川で待っている家族のことを考えると そんな余韻にしたることもできずに バタバタと
自宅に帰宅するしかなかったのが、ちょっと悲しい現実でした 
写真提供:劇団クジラ(극단 고래)