イタリア・ソレントで会談した呂翰九氏(左)とタイ氏(産業通商資源部提供)
韓国政府当局は14日、米通商代表部(USTR)のタイ代表が18日に訪韓すると発表しました。
USTR代表の訪韓は10年ぶりとなる。韓国産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長
らと会談し、半導体のサプライチェーン(供給網)や デジタル貿易に関する協定などについて協議す
る見通しだという。
タイ氏は15日に日本を訪れた後、韓国を訪問する予定。訪韓後は22日にインドを訪問予定だという。
韓国政府は タイ氏と半導体サプライチェーンの安定に向けた協力のほか、大規模な対米投資を行った
韓国企業に対する米企業と同一のインセンティブの提供、韓国の半導体大手が米側に提供した情報の扱
いについて協議する予定。また、トランプ前政権が発動した米通商拡大法232条に基づく鉄鋼などへ
の追加関税の扱いについても話し合う見通しだという。