洋戦略を策定するにあたり、中国との関係、日本との関係、これに対す
るわれわれの立場などを説明した」と述べた。
台湾海峡を巡る米中のあつれきや米国の主導で4カ国・地域(米国、
韓国、日本、台湾)の半導体協力強化を目指す、いわゆる「チップ4
(Chip4)」が議題になったかについては、「さまざまな懸案に
対してとても有益に議論した」と述べるにとどめた。
朴氏は「北の核・ミサイルの脅威に対してどのように対応していく
のかも話した」と説明した。
ブリンケン氏も会談後、「われわれの同盟は インド太平洋地域の
平和と安定の核心軸」としながら、「領域内の平和と安定に対する
いくつかの挑戦的な問題を含んだ議題に対する良い議論ができた」
と満足感を表わした。また ロシアのウクライナ侵攻、ミャンマー
情勢などに対しても議論したとし、「この問題に対する深い憂慮が
あり、これまでのように両国はこの問題について緊密に調整する」
と述べた。
朴氏が5月に就任してからブリンケン氏と会談したのは4回目となる。