尹氏は「拉致問題は人道的な次元の問題で、韓国でも多くの拉致被害者がいるため、問題解決に向け日本と協力していくことを望む」と述べた。駐日韓国大使が日本人拉致被害者の家族と面会したのは2回目。2013年に当時の李丙ギ(イ・ビョンギ)大使が面会した。北朝鮮による日本人拉致は1970~80年代に相次いだ。日本政府は17人を拉致被害者として認定している。2002年に5人が帰国し、北朝鮮はめぐみさんら残る12人のうち8人は死亡したと説明し、4人については北朝鮮に入っていないと主張している。