
競技に参加する消防士ら(資料写真)(聯合ニュース)
各国から集まった消防士が幅広い競技で技を競い合う「世界消防士競技大会」
の開会式が9日、韓国中部・忠清北道の忠州市で開かれた。今年は64カ国・地域
から約6700人の消防士が参加し、過去最大級の大会となる。
開会式には 金富謙(キム・ブギョム)行政安全部長官、李始鍾(イ・シジョン)
忠清北道知事、趙種黙(チョ・ジョンモク)消防庁長、趙吉衡(チョ・ギルヒョン)
忠州市長などが 出席した。式の前には 韓国空軍によるエアショーと 警察のサイドカー、儀仗隊、軍楽隊に
よる公演が行われた。
続いて、各国の伝統衣装や特色ある衣装を着た選手がパフォーマンスを披露する
大会の正式種目、マスター競技が行われた。
この競技は開会式で行われた各国の入場行進の 独創性、観客の反応、表現力など
で順位が決まり、歓迎夕食会で授賞式が行われた。
続いて国楽(韓国伝統音楽)団と韓国の武芸・テッキョン演武団の合同公演が開か
れ、会場を盛り上げた。
開会式のメインとなる公式行事では、国民の安全と生命を最優先とする 消防士を
テーマにした公演のほか、ゲスト歌手によるコンサートや花火大会が行われた。
忠清北道の李知事は「世界の消防士が国や人種を越えて一つになる 特別な祭りの
場が始まった」とし、「熱い歓呼と情熱の現場に対し、道民の皆さんが関心を持っ
て、応援するようお願いする」と述べた。
10日から17日までの8日間、忠州市一帯で75種目が行われる。