今回の面会はドーシー氏側が要請し、青瓦台がこれを承諾したことで実現した。
文大統領は「私は政治を始めた時から今までツイッターを国民とのコミュニケーション手
段としてよく使っているが、そのツイッターを作った方に会えてとてもうれしい」とあい
さつした。
また、青瓦台がツイッターのアカウントを開設した際、ドーシー氏が韓国語で「これから共に学び、
聞き、分かち合えることを願います」とメッセージを送ったことを振り返り「そのメッセージこそ、
この時代のコミュニケーションの本質を語るもの」と話した。
文大統領はまた「政治家として、大統領として、国政を国民に広報するのではなく、国民と
意思疎通することがこの時代に最も必要で重要なリーダーシップの一つだと考える」と強調
した。
ドーシー氏は文大統領がツイッターを通じ、特別ではない普通の人としての真心を見せているのは、
他国の首脳の模範になるとし、「われわれはデジタル・リーダーシップ、デジタル政府、開放され
たコミュニケーションに関心を持っているが、文大統領が良いモデルを示した」と評価した。
文大統領が若者への助言を求めると、ドーシー氏は「失敗しても再び挑戦し、学ぶことが重要」と
述べ、「ベストな革新はリスクを負っても大丈夫な環境をつくること」との考えを示した。