 日本よりは 蒸し暑くないと言われる韓国でも 真夏には30度を超える日々が続いています。 そのような真夏日には 自然の中で思い切りリフレッシュできる 避暑スポットを訪ねてみては いかがでしょうか? 今回は ソウル及び その周辺でも 日帰りで行くこともできるような おすすめの避暑スポットを ご紹介します。
抱川(ポチョン)アートバレー 
美しいエメラルド色の湖、その上を屏風のように切り立つ花崗岩の絶壁。自然の中で芸術を 鑑賞し、楽しめる複合文化芸術空間「抱川(ポチョン)アートバレー」。 1990年代までは誰も訪れることのない廃採石場で、放置されていましたが、現在は年40万人 が訪れる自然と芸術が調和するヒーリングスポットへと生まれ変わりました。 また、星を鑑賞できる天文科学館は子どもの体験教育の場として、恋人にはデートコースとして も人気だということです。

ちなみに こちらのアートバレーは 「抱川(ポチョン)石」と呼ばれる花こう岩を採取する採石場でも あったそうです。丈夫で美しいその石は、「仁川国際空港」をはじめ「青瓦台(チョンワデ)」や「国会 議事堂」など 様々な場所に使われてきたそうです。現在は 採石ができなくなり 2002年に閉鎖。 その後には 韓国ドラマ 「青い海の伝説」で チョン・ジヒョンと イ・ミンホによる撮影にも使われたり、 映画の撮影ロケも行われたりと 人気の観光スポットにまで成長したのでした。 彫刻公園をはじめ、モノレール、人口の湖 「天注湖」なども整備されているそうです。特に秋の紅葉 の季節も美しいので 毎年多くの観光客が訪問しているそうです。 MORE INFO 京仁アラベッキル 
京仁(キョンイン)アラベッキルは漢江(ハンガン)下流域と仁川の西方に広がる西海(ソヘ)の 海を結ぶおよそ18kmの運河。2012年に開通した この京仁アラベッキルは 韓国国内最大の内 陸運河としても有名です。 大雨となった際にアラベッキル流域の雨水をすばやく西海へ放水する治水機能、船による物流輸 送機能、親水スペースを活用した さまざまな観光レジャー機能を兼ね備えた 多目的の運河として 建設されました。 
1987年、仁川市内を流れる掘浦川(クルポチョン)流域で甚大な人命被害を引き起こす大洪水が 発生したことから、別途、放水路を建設し大雨による雨水の一部を西海へ放流する掘浦川治水対 策が計画されました。 1995年からは洪水防止のための放水路及び平時には運河としての機能を兼ね備えた京仁運河 事業を検討・推進することとなりました。 その後、長きに渡り京仁運河の事業計画・妥当性に関する検討が続きましたが、遂に2009年着工 にこぎつけることができました。2012年にはようやく京仁アラベッキルという名称で人々の前に新し い運河が登場しました。
MORE INFO 仙岩渓谷(下仙岩) 
仙岩(ソナム)渓谷は、忠清北道(チュンチョンプクド)丹陽郡(タニャングン)丹城面(タンソンミョン) 佳山里(カサルリ)から大岑里(テジャムニ)に至るおよそ10kmの美しい渓谷として有名で、丹陽 八景のうちの三景(上・中・下仙岩)、特仙岩(トゥクソナム)、小仙岩(ソソナム)がある渓谷です。 仙岩渓谷は、鬱蒼と生い茂る森や奇岩奇石、澄んできれいな渓流が流れる美しい渓谷として知ら れており、渓谷のどこでもキャンプや水遊びができる夏の避暑地として指折りの場所です。渓谷の そばには小仙岩自然休養林、小仙岩オートキャンプ場、 小仙岩遊園地、特仙岩キャンプ場などが あります。

三仙九曲をなす 深山幽谷の最初の景勝地で、三段の平岩となってる ヒンパウィ(白い岩の意)は、 広さが およそ100尺ほどある平らな広場のような場所になっています。その上には丸く大きな岩が あり、その形が弥勒のようであることから「仏岩(プラム)」とも呼ばれれています。 また、その岩は朝鮮時代の第9代の王・成宗(ソンジョン=在位・1469~1494年)の治世の時代、 潭陽郡守であった イム・ジェグァン先生が 神仙の戯れた岩という意味を込めて「仙岩」とも呼ばれ、 また明鏡止水を思わせる鏡のように澄んだ渓流が昼夜ともなく流れ、水の中に映る岩がまるで虹の ように玲瓏としていたことから「虹岩(ホンアム)」とも呼ばれています。 初夏には チンダルレ(カラムラサキツツジ)や チョルチュク(クロフネツツジ)の花が、秋には 紅葉が 織りなす風景は別天地を思わせる素晴らしい風景となります。特に夏は避暑地として一躍脚光を浴 びる観光スポットとなります。
MORE INFO ソウルの散策コース 
「ソウル路7017」という名称は「1970年に建設された高架道路が2017年に再び生まれ変わり、 1970年代の自動車専用高架道路から17の歩道としてリニューアルされた高さ17メートルの高架 道路」という意味が込められたものです。この名称の通り、ソウル路7017は 分断された街を繋ぐ 17の歩道があり、沈滞していた周辺地域に活力を与える役割を果たすと期待されています。 また、ソウル路7017は 観光案内所及び カフェをはじめ、木蓮ステージ、カタツムリ劇場、ローズス テージ、ミニトランポリンなど さまざまな体験施設や各種施設があり、ところどころで足を止めながら 散策し楽しめるスペースとなっています。この他、645にも及ぶ 円形花壇にすべてで228種・24,0 85株のさまざまな樹木が植えられ、美しい空中庭園のような形になっています。

ソウル路7017は365日24時間開放されており、いつでも自由に利用可能です。 事前にソウル広場ホームページにて ソウル徒歩観光プログラムで予約すれば、ソウル路7017とと もに ソウル駅周辺のさまざまな歴史文化遺産や観光名所を ソウル文化観光解説士のガイドによる 専門的な解説を受けることもできます。 特に 夏の夜の散歩コースとしては、涼しさと共に夜景も楽しめるので 1石2鳥といえます。ソウル駅 周辺のお手頃価格の飲食店などでおなか一杯に食べ過ぎてしまっても、こちらの散歩コースを一回り してみれば 夜には ライトアップされ、ロマンチックな雰囲気も楽しむことができるのでデートコースとして もおすすめですよ。 More info |