切手は家族をテーマにして作られています。核家族化によって家族の意味がだんだん希薄になって来ているこの時代に、もう一度家族の大事さを考えて見ようと言う意味でデザインされました。
世界郵便局デザイン公募大会の、青少年部門のテーマで、最優秀賞と優秀作品に選ばれ、発行された切手です。

韓国の地域の特色や、地域の文化を切手にしています。板門店の切手や、景色が美しい江原道、ソウル、北朝鮮にある百頭山などなど、特色ある韓国全土が切手になっています。
こちらは切手を通して、世界各国の多様な文化と風物を紹介しています。「世界に開かれた仮想の窓」とされ、各国の写真のパネルをひっくり返すと、その国の切手が出てきます。一口に切手と言っても、やはり各国様々です。

こちらは、近代郵便業務が始まってからの124年間の郵政の歴史を、切手とハガキ中心に振り返って見ることが出来ます。
切手の発行、郵便制度の始まり、郵政事業組織の変化等を年表で表しています。

こちらは、韓国の過去から現代までの、郵便屋さんと、郵便のマーク、郵便ポスト、郵便局の建物、輸送手段の変化をパネルと人形で紹介しています。
最近はコンピューターや携帯電話が普及し、手紙を送る文化があまりなくなってきていますが、昔はこの郵便システムが人と人を繋ぐ唯一の手段だった事を改めて感じます。

こちらは、今の大きなソウル中央郵便局の建物が、時代と共に変化して来た姿を
紹介しています。1884年に郵政の制度が始まってから現代に至るまでを見る事が
来ます。

こちらは、各国の郵便車や郵便バイクを紹介しています

各国の郵便ポストです キムヨナ選手の切手もあります

決して大きくはないけれど、その他にも金で作られた切手や、木で作られた切手など、様々な変わった切手が展示されていたり、切手が作られるまでの工程が紹介されていたりと、韓国語がわからなくても、また切手ファンでなくても楽しめる空間になっています。郵便の歴史から、韓国を見てみるのもちょっと変わっていて良いのでは。
切手博物館の外は郵便局です こういった物を海外配送することも可能
一番大きい郵便局とあって、広い空間です